最近

自分が職業人としての時間の大半を過ごしてきた「プロデューサー」とは如何なるものなのか?と最近になってよく思う。

それは、プロデューサーという職種を究めていくことが職業人としての自分の宿命なのだという予感めいたものと、それに対する覚悟じみたものが生まれつつあるからだろう。

自分の仕事は純粋なプロデュースワークというよりも、作品をマネジメントしていく側面が強い。だから、世間的なプロデューサーの仕事の範疇から考えると、「自分で企画を作り、実行する」という部分があまりない。正直に言うと、そのような主体性や自発性の少なさ、表層的な関わり方に対して、ネガティブな気分になることが多々ある。

けれど、作品を大きくしていくプロセスに長いスパンで関わっていけるのは、今の立場でしかできないことだと、最近読んだ本を通して再発見することができた。

結局、プロデューサーという肩書きが大事なのではなくて、自分の本分が何かを見極めて、それを追求していくことしかない。 数十年後、数百年後も担当作品が広く楽しまれている世界のために、毎日の仕事を頑張りたい。